新しい取組(臨床美術)

2019-06-08

皆さん『臨床美術』という言葉、聞いたことはありますか?

臨床美術は、芸術的な創作活動やコミュニケーションを通して、脳と心を活性させ、認知症の予防や改善、心の問題のケアを目的とする芸術療法のひとつです。元々は高齢者向けに開発された手法ですが、子どもの美術教育や情操教育としても注目され、現在では感性教育の一環として、教育・保育分野でも注目されています。

そしてハトホーム在宅サービスセンターに、実は

『臨床美術士』の職員がいる事がわかったんです!

 

そこで、今年度は日中の活動に『臨床美術』を少しずつ取り入れていくことにしました。

本日の活動は『コミュニケーション画』です。

やり方はいたってシンプル!!

二人一組になって、画用紙に交互に線を引き、色を塗っていくというもの。

まずは臨床美術士がやり方を説明しますが、二人とも

『何を描けばいいの?』

『どうやって描けばいいの?』

と、とても不安げなご様子。

その都度職員が声をかけていきます。

そして、臨床美術スタートしました!!

お互いに様子を見ながら線を引いていきます。

 

最初は利用者さん同士の会話も少なく、職員が間に入りながら会話していました。

それが、線を引いて相手に紙を渡すごとに

『はい、どうぞ』『ありがとう』

と少しずつ会話が増えていきました。それでもまだ緊張している様子が伺えます。

『こんな事した事がないから・・・』『どうしていいのかわからないのよ』

なんて事も話していました。

線を何本か引いたところで二人でまだ線を引くかどうかを相談します。

今回はお二人とも『もういいわね』とおっしゃり、線は終了しました。

次に、今度は色を塗っていきます。

1マス塗ったら相手に渡し、相手も1マス塗ったら相手に渡し・・・を繰り返していきます。

この頃になったら利用者さんも徐々に慣れていき、

『あんた、その色いいね』『あなたは塗るのは上手いわね』

なんて会話も聞こえてきました。

そして、ある程度色を塗り終えたら、二人でまだ塗るのかやめるのかを相談します。

今回は、ここで完成となりました。

完成した作品が、こちら!!!

すてきな作品が出来上がりましたね。

開始時は、不安げな表情を見せていたお二人でしたが、終了後には

『すごい楽しかったわ♪』

とおっしゃっていました。

 

今回、初めて臨床美術を実施している様子を見ましたが、

利用者さんの反応の変化にびっくりしました。

今回は「コミュニケーション画」を行いましたが、今後は違う療法も行っていく予定でいます。

みなさんも、ぜひ体験してみてください♪

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