事業計画
令和5年度事業計画
重点運営方針
新型コロナウィルス感染症への対応、物価高騰に伴う影響、「生活困窮者自立支援制度及び生活保護制度の見直しに関するこれまでの議論の整理(中間まとめ)」の内容、日常生活支援住居施設の動向、更生施設の動向など、留意・注視していかなければならいない事項に対処しつつ、安定した事業運営を図り救護施設としての役割の更なる拡大につげていきたい。
さつき荘は、一人一人に寄り添った個別支援計画を策定し、自立支援、自己実現へ向けた支援を実践していく。利用者の地域移行へ向けた支援を推進していくため、居宅生活訓練を補助金事業としての要件を満たして行っていくこととし実施体制を整える。
虐待防止の観点も含めサービスマナーの向上に取り組んできたが、利用者への関わり方について、全職員が改めて利用者の人格と尊厳を守るという基本理念の精神を徹底していくとともに、全職員がさつき荘や救護施設の魅力を感じ、発信していけるよう、ポジティブな思考を喚起していく。
中長期計画にもあるように、全国でも数少ない複数の救護施設運営法人としての強みを生かし、村山荘と情報を共有しながら様々な面で連携、協働していくため、職員研修や実習生の受け入れ、日中活動など合同実施の可能性を検討していく。
以上から、令和5年度重点運営方針として次の3点をテーマに取り組んでいく。
(1)居宅生活訓練事業の体系的な取り組みを強化し、利用者の自立支援を推進する。
(2)「がんばろう!さつき」計画を継続し、利用者と地域からの信頼を得る。
<<「がんばろう!さつき」計画>>
目標 誰に対しても丁寧なサービスマナーを徹底します。
実践 利用者に対して敬語を徹底します。
利用者を見下したり子ども扱いしたりしません。
職員同士、利用者同士でも、ていねいな対応を心がけます。
ボランティアや地域の人に気持ちのいい施設であると認めていただきます。
具体策 「ていねいキャンペーン」を実施し、見習いたい対応を皆で共有します。
各部署のサービスマナー目標を設けて行動します。
1階援助係「一息ついて、心のゆとり、気配り、いたわり、思いやり(4つの「り」)」
2階援助係「心をひとつに、より良いサービスを」
医務係「やさしい日本語で対応する看護」
調理係「その行為、見過ごす自分も同罪です」
事務所「気付きと聞く姿勢を忘れずに何時も笑顔で接しよう」
(3)村山荘・さつき荘の連携体制を強化し、様々な相乗効果を活かす。
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